「タネが小さくて 見えなーい!」
ハズキ ルーペを購入するのも 時間の問題かもしれません。
1円玉の周りにある 黒いツブツブが 花籠のタネです。
くしゃみは 禁物
下の写真の黒マルに タネが一粒 見えます。
これを ピンセットでつまんで 回収していきます。
極小タネは 吸引式 イヤークリーナーで回収するそうですが
わが研究室では 先のとがったピンセットで
ひと粒 ひと粒 気持ちを込めて タネを集めています。
一歩まちがえると ピンセットの先で 球体をキズつけてしまう
呼吸を ととのえ 精神を研ぎ澄まし 一粒入魂
タネ1粒を つまむ 握力は ゼツミョーで
強すぎると タネが ぴょ~ンと どこかに飛んで無くなってしまう。
逆に 握力が弱いと ピンセットの先から ホロリと こぼれて
赤玉土のスキマに落ちこんでしまう
しかも
せっかく集めたタネが うまく発芽しないこともある
くりかえし くりかえし タネを集めては まくという・・・
心技体が求められる作業です。
数年前に タネまきした苗は かろうじて生きている状態
花籠 実生苗の最適環境を いまだに つかめていません