アナザー ストーリー

博士の生まれ故郷は 呉市

その呉が舞台の映画『この世界の片隅に

ずっと前から

話題になっていたので

いつか 観たいと 思っていました。

その『いつか』が きのう やってきました。

こどものインフルエンザの熱も おさまり

時間は たっぷりある。

妻が録画していた番組のなかに

この映画を見つけ 

さっそく こどもと一緒に鑑賞。

呉の町並みや方言

登場人物の人柄も 呉の人らしさが にじみ出ている。

遠い昔の物語では 無く

博士の父が 幼少のころの できごとだ。

父からも 戦時中の できごとを聞かされたことがある。

焼夷弾で 自宅の寺が焼失し

仏像(ご本尊)だけは なんとか持ち出して 難を逃れたこと。

広島に原爆が落とされたとき

30キロ離れた呉でも

ピカッと ひかり 

その後 キノコ雲を目撃したこと

そして

原爆投下直後の広島に入り 親族を探しまわったこと

・・・

博士は小学生のころ 盆栽に ハマっていました。

となりに住んでいた おじいさんから

黒松やケヤキの立派な盆栽を ゆずってもらったことがあった。

その おじいさんは 戦艦大和の船員

大和が沈没した後に 一命をとりとめ帰還した

・・・

断片的に聞かされていた戦時中のできごとが 

この映画の内容と重なり

リアルに ゾッとした。

当時を経験した人 ひとり一人に

軽々しく口に できない壮絶な物語があるはずだ。

お正月 

呉に帰省したら

父や母から 当時のことを もっと聞きたいし

子どもたちにも 聞かせてやりたい。

平和の大切さが きっと伝わるはずだ。

(゚_゚)

写真は

ギガンティア

チカラを たくわえて たくましく 育て!

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