アズテキウム ヒントニー たえしのぶ

今回の 人間ドックで 一番の難所は

脳ドックの MRI検査

20分の 閉塞感に 耐えねば ならぬ。

ベッドに あお向けに なると

体は ベルトのようなもので 固定され

頭は 動かないよう

スポンジのようなものを 

2人がかりで 顔の両サイドに詰めていく。

まるで

棺おけに 入っているかのようじゃ

自然と 悲壮感が ただよってくる

プラスチックの ケースのようなもので

視界は ふさがれ

しかも

コロナの影響で マスクは つけたまま・・・

MRIの技師さんからは

『呼吸で頭が動くと 画像が ブレるので 静かに呼吸してください』

そんなことを 言われると

よけいに 息苦しくなってくる。

何度か 不安の波が おしよせて きた

こういうときは キモチが 大事じゃ。

冷静に! 冷静に! 自分に 言い聞かせ

目を とじて 

ひろーい 野原を イメージする。

こみあげてきそうな不安を なんとか こらえ

あぶら汗が ふきだすこともなく

無事に 検査を 終えました。

ただ ベッドに 横たわっているだけなんじゃが・・

くたびれた~

サボテンのように じっと たえしのぶ

そんな精神力が もとめられる。

写真は

アズテキウム ヒントニー 実生苗

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じっと 成長することなく

かたまってしまうかと 思っていましたが

意外に

成長して くれています。