サボテン ウイルス!?  その正体は・・・

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大疣連山(直径約5~7cm)の実生苗です。
3苗とも肌の表面だけが茶色く変色しています。
1年ほど前に このような症状が現れました。
ウイルスだったら処分しなければ・・・
 
昨年の11月・・・
インターネット上で定期的に開催される某サボテンオークションをのぞいていると
大疣連山の下疣が同じように茶色く変色している出品株を発見しました。
急いで病害虫に詳しいオークション主催者の方に この症状の原因を伺ったところ 
回答は
「薬害です。連山は薬に弱いので通常より薬剤を薄めて使用すると良いですよ」
と親切に教えていただきました。
 
その答えを聞いて、ハッと 思い出しました。
そういえば・・・
1年ほど前に、フレーム内のロフォフォラにダニが付いているのを発見し
すぐに すべてのサボテンにダニに効果のある薬剤を散布しました。
その直後から肌の変色が始まりました。
変色の仕方も、日焼けするような強い光ではないのに
光が当たった部分だけ変色・・・
これは、病害虫の仕業とは少し違うなあ~と感じていたので
「薬害」と言われて すぐに納得。
今まで、頭の中でモヤモヤしていたものが 一気に晴れました
 
肌を薬剤で傷めてしまってからは、成長も停滞ぎみ・・・
普通の光合成ができなかったのでしょうね。 
幸い、新しい疣は 肌がきれいで 
成長している様子なので、これから 大切に育ててやります。
 
それと・・・
1年ほど前に薬剤を散布したフレーム内には その他の連山もありました。
 
直径6センチ前後のものが3苗と
直径9センチ以上の大きめのものが3株
亀甲タイプの連山(直径6cm前後)が3苗ありましたが
いずれも薬害の症状はみられませんでした。
連山の中でも薬剤に対する感受性に違いがあるのでしょうね。