ハダニ 対策 現状と今後

わが家で

ハダニ対策に使ってきた農薬を ふりかえってみました。

農薬名          (ハダニ有効成分)  IRACコード

①ベニカXネクストスプレー(還元澱粉糖化物)    ―

②ベニカXファインスプレー(フェンプロパトリン)  3

③カダンプラスDX    (エマメクチン安息香酸塩)6

 

わざわざ 農薬を 調製するのが めんどくさい!

サボテンを はじめた9年ほど前から 

上記の ①から順に

殺虫殺菌剤がミックスされたスプレーを 使ってきました。

①は還元澱粉糖化物が有効成分で ダニの気門をふさぐ作用があるので

抵抗性は発達しにくい。しかも 還元澱粉糖化物は食品なので 

環境にも植物にも良い! と思っていたが 案外 薬害を起こしやすい。

わが家で 数年前に「連山」で薬害が発生したが 

この成分が犯人だろう・・と にらんでいます。

①のスプレーを使い切り つぎに②のスプレー そして ③のスプレーと

使ってきましたが 最近 どうも効きが悪く ダニが ひろがりつつある。

そこで あせって 購入・散布したのが 下の④ 

 

農薬名         (ハダニ有効成分)  IRACコード

④ダニ太郎        (ビフェナーゼ)     20

 ※登録内容を見ると サボテンには使えそうにない・・(反省)

これから 

IRACコード3と6と20 以外で

2~3種類の剤を購入し ローテーション散布する予定です。

農薬名が ちがっても 有効成分が同じ場合があったり

有効成分が ちがっても 同じIRACコードの場合もあるので

薬剤を選ぶときは 注意が必要です。

農薬工業会のHPに

RACコード別農薬名(有効成分名・商品名)一覧」が

掲載されているので 農薬選びに便利です。

 

化学農薬だけでなく

ハダニが嫌う 環境づくりや 土着天敵(ハネカクシ)の利用など

総合的に ハダニ被害を おさえていきたいと 思っています。

 

写真は 

菊水 実生株

一度 日焼けさせたことはありますが 

病害虫とは 無縁で ジワリ ジワリ 大きくなっています。

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よく見ると

すでに ツボミが 出てきてる ( ゚ー゚)