美しい兜です。
直径８ｃｍの実生株
均整のとれたボディーに 大きな白点（イボ）と小さな白点が
散りばめられている。その姿は まさにアート
粘土で かたちを作り 絵の具で色を着けている芸術作品と違い
生きた細胞で構築された生命体です。
親木を集め交配 種まき、育成、選抜・・・
長い年月をかけて
ＤＮＡの中の 理想とする遺伝情報を厳しく選び出し
気候変動にも的確に対処しながら 磨きあげられたサボテン
水玉模様で有名な芸術家 草間彌生さんが
もし この兜を見たら
きっと・・・「おったまげー
」と言うに違いない。
」と言うに違いない。現在、植え替えのため、兜の根はカットし乾燥中です。
兜を手にすると、ズシリと重く
育成された方の 汗と涙、
そして 兜の可能性を信じて
ひたすら『美』を追及してきた情熱が伝わってくる。
野生の兜は 実にそっけない顔
永年にわたり 芸術の域まで発展させた 功績は
文化勲章に値するものと確信している。
推薦する権限があれば・・・
家庭内においても 何ひとつ権限のない博士でした
