現地で自生している トゲものを見ると・・
力強く あらあらしいトゲに あこがれを いだくが
菊水の場合は まったく 現地球に あこがれない。
メキシコに自生している菊水を
はじめて 写真で見たとき
絶句した。
きりたった岩のようなガケに
カチンコチンの菊水のコロニーが 岩肌に同化している。
繁殖できる環境とは 思えないほど 荒涼とした景色
雨季と乾季がある地域で この写真は 乾季なんじゃろうか？
それとも
地球規模の 気候変動で 荒廃してしもうたんじゃろうか？
あわれな菊水を 見ていると
あれこれ かんがえてしまう。
いくら わが家のサボテン フレームの環境が 悪くても
こんなに ひどくは ない。
育てるからには すこしは『成長感』を 味わいたい。
写真の菊水（実生株）は
わが家の フレームのなかで グイグイとは いかないまでも
ジワリ ジワリ 大きくなってくれています。
